ミエルシトロンブログをご覧の皆様、お久しぶりです。
厨房よりパティシエの浅見がお届けいたします。
今日は皆様に「クッキー」の歴史をお話ししたいと思います。
まずクッキーはいつごろから作られるようになったのか?
なんと7世紀ごろから食べられていました!
もちろん当時はバターやクリームなどは使われず、とても固いパサパサとしたもので、他国に遠征する際の保存食の1つとして作られておりました。
私たちが今食べている、サクサク、しっとりのクッキーは時が流れ18世紀になるまで作られることはなかったのです!
名前の由来として、オランダ語で「小さなケーキ」
という意味合いを持つクッキーですが、
皆様ふと疑問に思ったことはないでしょうか?
「クッキー」 「サブレ」 「ビスケット」
この3つの違いはなんだろうか?
呼び方が違うだけで同じものじゃないか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
私も子供の頃はそう思っておりましたが、なんと違いがあります!
実は発祥の地がそれぞれ違うのです!
「クッキー」はアメリカ、
「サブレ」はフランス、
「ビスケット」はイギリスから生まれました!
更に名前の由来もあります!
「サブレ」はそのサクサク、ホロホロとした食感から、
「砂」という意味合いがあります!
また、「ビスケット」は「2回焼く」といった少し変わった意味合いがあります。
これはビスケットの「パンを乾燥させてもう一度焼いた」、という成り立ちに由来します。
それぞれ見た目や味はとても似ているものですが、深く調べてみるとこんなにも違いがあるなんて、お菓子はとてもとても奥が深いです。
シンプルな中にもこだわりが感じられるこのお菓子を見習って、私も腕を磨き、
お2人が幸せになれる結婚式をつくるお手伝いが出来たらと思っております。
Miel Citron 浅見